平成21年市原市議会報告 うわぶ玲子


10年先を見据えた安心の仕組みづくり
団塊の世代が65歳以上になる2015年が間近に迫ってきました。安心して地域で暮らし続けていくために、現場に添ったしっかりした政策が必要です。
◆高齢者福祉について質問しました。
特養施設の入居待ち840人(3月現在)に対して3ヵ年の整備計画数は百数十人です。直ぐに入居が必要な介護度4~5の人に限っても三百数十人と、大変な数です。
 答弁は施設の新設と増設をしていくとのことでした。それで果たして解消できるのか疑問ですが、できるだけの努力を要望しました。

高齢者や家族が困った時に相談ができ、必要な支援をするのが「地域包括支援センター」です。市内には市役所に1ヶ所、鶴舞と辰巳に1ヶ所ずつの3ヶ所で、目標の6ヶ所には達していません。また各センターは仕事に追われ、人手不足もあって相談など「地域ケア」の体制づくりまではできていません。
今はそれぞれ年間2000万円の委託費で仕事をしていますが、その値上げや、支援を必要とする高齢者への情報の提供など、市として地域包括支援センターに対してサポートを強化していくことが必要です。

高齢者福祉の中心である介護保険制度は、国の制度見直しのたびに、施設も、当事者も、世話する人も混乱させられます。老々介護がますます増大する現場を市はしっかり把握し、10年先を見据えた「地域ケア体制」をつくることを求めました。

創っていきたい!!
美しい森や里山、素敵な公園や街路樹、実効性のある計画と市民力が鍵です。
◆「緑の基本計画」について質問しました
養老渓谷などの山、中部の水田や里山、臨海部の市街地の緑をどのように保全管理し、また創り出して後世に伝えていくのかは市原の課題です。今回の計画の内容は、具体的には森や里山の保全・公園や街路樹など都市部の緑の整備です。
財政難の中で何をどこまで実施していくのか。「絵に描いた餅」にしないために、メリハリのある計画を立て確実な実行が必要です。
公園の整備やリニューアル、街路樹の樹種選びなどについても、市民が自ら考え、市民が決めていくことが大事です。「ほんものの市民参加」の実現を訴えました。