コスモ石油、大日本インキの爆発事故など事故が増加しています。「消防法での危険物は市原市に管理責任があるわけだが、企業の検査体制など安全対策に問題は無いのか、設備も40年たち老朽化の問題もあるはず、市民の安全を第一に考え、企業への対応を求めるべき」と質問。
市長は事故後、工場を訪問しトップに安全強化を求めたとのこと。勤勉で優秀な現場によって支えられてきた「安全神話」は崩れつつあります。
◆学童保育
「8月から明神、牛久小に設置され、17ヶ所になる。実施計画の数を達成するわけだが、市民要望を考えるとさらに数を増やすべきでは。また定員オーバーで保育環境が悪化しているなど、早急の改善が必要」と質問。
「放課後の子どもたちの安全確保」という要望も高まっており、学童保育を中心とした子どもの居場所づくりは緊急課題です。青葉台では地域の皆さん(NPO)による取り組みが行われていますが、それぞれの地域にあったやり方でどんな少人数のところにも設置を可能にしていきたいです。
◆子どもの遊び場の確保
今の子どもたちは室内でのゲーム遊びが多いとのこと。「『冒険遊び場』、市原の農業や自然を生かした『体験遊び場』など具体的に考えては」と質問。「『冒険遊び場』は検討します。……」との前向きな答弁にちょっとびっくり!!
(市原市議会議員/市民ネット代理人)
経済優先の結果、街は固有の文化や風景を失い、国内の駅前はどこも雑然とした景観になってしまいました。そのような中、国の「景観緑三法」(景観に関するわが国初の総合的法律)に基づき市原市も平成19年度までの新規事業として、景観計画を策定します。そこで、「景観を美しくするための規制やモデル地区をどう設けるのか」と質問したところ、「現在討議中である」との回答。
都市の景観は、市民と行政がつくりあげていく作品です。策定に当たっては、市民参加にすべきと主張しました。
◆子どもたちの居場所を確保!
障害者自立支援法が施行され、児童デイサービスが10月より「療育型」と「放課後型」に分かれてしまいそうです。しかし現実には、はっきりと区別することはできません。
「放課後型」では単価が低いために事業者は運営が困難になり、現在通っている子どもたちの行き場がなくなってしまう恐れがあります。
「障害を持つ子どもたちの居場所は確保すべき」と主張。行政からは「確保します」と心強い回答がありました。
他に
教育基本法/就学前の障害児の居場所/市原市農林業振興計画(案)について、質問しました。