いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信



裁判員制度学習会 2/23 あなたも裁判員?

来年5月スタート、議論は尽くしたか?
*あなたは裁判員制度が導入されたらどうしますか?*
  • 是非参加したい、どちらかというと参加したい・・25%
  • したくない、どちらかというとしたくない・・・・60%
  • わからない ・・・・・・・・・・・・・・・・・15%
(当日参加者アンケート結果)
裁判員制度を作ることにかかわってきた弁護士、四宮啓さんのお話を聞きました。「一般市民が判決に加わることにより、司法の透明性が高まり、裁判官と対等に議論することで討論型の民主主義が育つ。司法の決定の場に国民が参加することが必要」と情熱を込めて語る四宮さん。制度の仕組みについての説明も丁寧で、学習会当日は「良く理解できた」、「裁判員になっても良い」という声もあがりました。
しかし疑問も残ります。
  • 国民の間で議論が尽くされたか?見切り発車ではないか?
  • 守秘義務が重すぎる。報道も制限され、国民の検証が困難にならないか?
  • 司法への市民参加は世界の流れであるとしても「死刑廃止」も世界の流れ。そこに目をつぶるのでなく、まず「死刑制度」について十分議論するべきではないか?
  • 司法を監視するのが国民の立場。権力側から出された「市民参加」というテーブルに安易についてしまって良いのか?
  • 裁判員に零細な自営業者や非正規雇用者などが選ばれた場合、経済的な保証はあるのか?など気になります。
一方で、司法が開かれ市民の信頼を得るには、市民が参加し、誰でもわかる言葉で裁判が行われ、取調室での録音・録画が自由にできるようになることも必要です。
次の学習会を企画しています
課題が多いので、今回の学習会の結果をふまえて「反対の立場の主張も聞きたい」という声を受け7月12日に、第二回の学習会を予定しています。皆さんふるってご参加ください。【詳細は4面の掲示板に記載
(高原)

環境問題学習会 2/24 やっぱり危ない!消臭・抗菌グッズ

おなじみ「買ってはいけない」著者の渡辺雄二さんの学習会を行いました。日本人はきれい好きなので何でもかんでも除菌、消臭のご時勢ですが…
消臭剤、抗菌剤、除菌剤などはあいまいな表示が多いので要注意!
テレビコマーシャルの「シューとひと吹き」の消臭剤や「すすげば口内除菌」の洗浄液などは、「いらない!あぶない!高い!」ものが多いのが実態です。危険な化学物質を部屋の中でシューして、アレルギーや化学物質過敏症を助長していることになります。
*シャンプーなどは?

シャンプー、ボディシャンプー、リンス、化粧品など、身体に直接使うものの容器には全成分が表示されています。中にはアレルギーをおこす成分や、発がん性物質も含まれています。取りあえずは、カタカナの化学物質名が少ない製品を選ぶのがポイントです。

*洗剤は?

洗濯用洗剤や台所用洗剤は、自然素材の石けんを使いましょう。
買う前にちょっと考えて!
「命」は人の身体の内と外、土、大気、森林、その他あらゆる場所の微生物や細菌やカビともつながっています。今、私達が無限ともいえる大量の化学物質を使い続けることは、複合汚染を含めて、次の世代や他の多くの生物を傷つけることになります。

*暮らしをシンプルにすれば買わなくてよい!

汚れたら拭く・洗う。臭いがこもれば窓を開ける。歯磨きは塩でしっかり。消臭には木炭や竹炭、抗菌には木酢液と竹酢液が有効。それでOKなのでお金もかかりません。
使わないで済むものはなるべく使わないことの大切さを改めて学びました。
(井上)

あれこれと身近な商品を並べて説明する科学ジャーナリストの渡辺雄二さん。
千葉市生涯学習センターにて


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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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