いちはら市民ネット通信

◆発達障がい、自閉症、ＬＤ、ＡＤＨＤなど、「ひょっとしてうちの子は？」という不安や悩みを抱えながら、一人きりで子育てしている人たちがたくさんいるのではないか？相談できる場が市原に果たして充分あるのだろうか？

◆そんな声から「育ちにくい子どもについて語り合いませんか」を６月１４日、三和保健福祉センターで開催しました。２０人以上の方が集まり、療育アドバイザーの植田照美さんのお話を聞きながら、時間ぎりぎりまで話し合いました。「独りじゃないよ、相談しあえる仲間がいるよ」という先輩の体験談やアドバイス、グループの紹介などの交流もできました。でも時間が足りず、後で個人的に残って相談される方も。今後も、情報交換できる場をつくりたいと思います。

◆隣の部屋では、ボランティアの方々が、会議中お子さん達の保育をしてくださり、本当にありがとうございました。

◆市原の支援はまだまだ不足しています。もっと受け皿を作ってほしいと願わざるを得ません。

（山本）　　

●もしもお子さんの「育ち」に不安があった時、市原市では「発達支援センター」に、千葉県では「千葉県発達障害者支援センター（ＣＡＳ：キャス）」「中央児童相談所 TEL 043-253-4101」に相談できます。 ◆発達支援センター TEL ０４３６−３６−６０９７ 三和保健福祉センター内 市原市海士有木225-4 （小湊鉄道上総三又駅下車徒歩２分） 療育相談室　(月〜金9:00〜16:00） 児童の発育に不安や悩みを抱える保護者に助言を行う ことばの教室（個人別指導スケジュールで指導） 就学前：ことばの発達が遅い子ども 就学後：発音、吃音、読み書きが極端に苦手な子ども マザーズホーム（保護者と通園が可能な子ども） 育ちに不安がある就学前の子どもの集団保育 肢体不自由児（火・金）、発達障害児（月・水・金） 児童デイ・サービス（原則は通所可能な子どもの一時預かり） 小学生以下、受給者証を持つ人 ◆千葉県発達障害者支援センター（ＣＡＳ：キャス） TEL ０４３−２２７−８５５７　http://www5e.biglobe.ne.jp/~cas-cas/ 千葉市中央区亥鼻2-9-3 （ＪＲ本千葉駅より徒歩１０分／モノレール県庁駅前より徒歩７分） ＣＡＳでは、発達上困難を持つ方とその家族、関わるすべての人のための相談事業・療育支援・就労支援に真摯に応じています。安心して相談してください。 通信７２号の４面記事のうち、千葉県発達障害者支援センターの正式名称と住所が間違っていたことをお詫びします。

市原市も「交通マスタープラン」策定中である。ともかくアイデアを出し合って足の便の確保をはかろう。 送迎バスの可能性を探って！ 公共交通空白地域の解消は、全国の自治体にとって共通の悩ましい問題。 全国の事例を見てもデマンド型タクシー、コミュニティバスなど、さまざま試みられているが、なにしろ成功事例は少ないらしい。 そのなかで目を引くのが我孫子市の「送迎バスの空席を利用した高齢者外出支援事業」。病院、教習所、大学、福祉センターなどの送迎バスを65歳以上の高齢者、障がい者が無料で利用できる。市が発行する「利用パスカード」が必要で、会員は１，１００人程度。NHK「ご近所の底力」でも紹介されたが、乗降人数などの詳しい実態調査は、なされていないという。 「市原市も教習所や、ゴルフ場の送迎バスが走っている。まずは事業所に足で出向いて、可能性極的に探ってほしい」と委員会にて主張した。 市は平成21年までに「交通マスタープラン」を策定し、向こう10年を目途に、交通問題に関する諸課題に体系的に取り組む （公共交通特別委員会委員　岡村）

熱演の泉晶子さん （劇団青年座）

原爆投下後３年目の広島。ひとり健気に暮らす娘の前に死んだはずの父が現れます。自分だけが生き残ってしまった負目から幸せになることを拒む娘の心を変えようと、父は懸命に説得します。酷熱に焼きつくされた広島の町、人々のむごたらしい姿、そして真剣でユーモアに満ちた親子のやりとりに、小さな会場いっぱいの観客は、静まりかえったり、爆笑したり。時の経つのを忘れて泉さんの語りの力に引き込まれていました。外は小雨でしたが、室内は熱い、充実した90分でした。今後も文化的な企画を考えていきます。 （高原）

ボランティアさんと仲間を募集しています。

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