走り出したら止まらない
ちばアクアラインマラソン
マラソン対策費は昨年の2.6倍の1億2千万円の他に、ランナー優待宿泊予算(一人あたり5千円)やら、PRやメディア対策やらで、総額2億円近くの予算!
優待券に頼ってお客さんを誘致しても、きめ細かな本物の「おもてなし」ができなければ、結局一過性に終わります。
観光なら何でもOK?
また、オリンピックまでに完成させたいあの道路、この道路やらの公共事業が目白押しです。映画のロケ地にご当地を使ってもらうための補助金2千万円。メディア対策費で1億8千万円。観光とオリンピックをこじつけて1千5百万円。海外トップセールスと海外へ農林水産物の売り込みで約3千6百万円、さらに宿泊客増のために4千万円と、本来、民間でやればいいことまで行政がお世話して、果たして本当に観光振興になるのでしょうか。
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施設職員の研修をしっかりと!
袖ヶ浦福祉センターにおける障害者虐待死亡事故は、今も継続して調査中です。死亡事故を起こした職員は逮捕されましたが、本質的な問題はお役所の隠ぺい体質にあります。同施設の職員研修を充実させることはもちろんですが、今後は、県内のすべての施設職員に短期研修を義務付け、将来リーダーとなる職員に対しては、県内外の先進施設へ半年〜1年派遣し、十分な研修が受けられる予算を求めました。
わが会派は、大盤振るまいがめだつ当初予算に反対しました。 鋸南町の汚染土処分場計画、
実は市原も関係あり?
鋸南町でA業者が汚染土壌処分場を作ろうとしている。なんとか阻止したい」と私のところに相談がありました。37年前から、A社は現地で大規模な砕石事業を行い、埋め戻しもせず、跡地は巨大な窪地にしたまま放置してきました。県の保安課は文書で業者に注意しただけで、特に罰することもせず放置。そこに汚染土の処分場計画が持ち上がってきたわけです。
地元では町長も議会も住民も大反対。業者は「運び込む土は、市川の公共工事現場から発生するもので、ヒ素の値は高いが自然由来。地下水への浸透はさせない」と言っていましたが、そもそも市川の工事計画そのものがウソだということが後からわかりました。
砕石業者を監督指導すべき県保安課の問題を、いつの間にか環境部の処分場計画にすり替えたのも問題です。地元の反対を押し切って県環境部は「書類の事前審査を完了した」と町に通知。町長は怒って受け取りを拒否し、住民はもちろんカンカンです。さらに驚くことに、鋸南町にこの処分場計画の話を持ち込んだのは、市原の業者だということもわかってきました。次回も報告します。
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