集団的自衛権に反対する意見書
全国で続々
千葉県は、なぜ通らない
集団的自衛権を閣議決定することに反対して、全国で157自治体が反対する意見書を国に上げています。(6月28日現在)
千葉県議会では、自民党をはじめとする圧倒的多数の保守系会派が賛成しないので集団的自衛権反対の意見書を国に提出できませんでした。
保守系議員からは集団的自衛権に対して何の意見も聞かれませんでした。全国で採択件数が最も多かったのは、長野県の5議会。わが千葉県では流山市1市のみ。民意を反映させるためには、こんなところからも改革が必要です。
千葉県議会 会派別人数 現在88名
(定数95名)
千葉県議会では、圧倒的多数の自民党の賛成がないと意見書を国に出すことができません。 |
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コンビナート防災対策は? マグチュード7クラスの巨大地震が起こった場合、市原市民にとって最も気になるのは、コンビナート災害です。6月末に経産省から、現在の基準を上回るマグニチュード7クラスの首都直下巨大地震が発生すれば、東京湾岸の液状化は避けられないとの調査結果が出ました。調査した2827地点のうち55%には何らかの対策が必要だそうです。
現在のところ、高圧ガスのタンクは、計算式に基づく一定の強度は満たしていますが、首都直下地震を想定し、より安全度を上げるとなると話は別です。
そこで、コンビナート各社は、国の補助事業である高圧ガスの耐震強化事業(総額28億円)を受け補強を進めています。全国で13社が手を上げ、そのうち千葉県に関係のある事業所は6社です。
一方、小型の500キロリットル未満のタンクは県内に約3500基もありますが、民家に隣接している所もあるため、いざという時の被害が出ないよう、もっと詳細な調査が必要です。 |