1. 学童保育について
(1) 発達障害の子どもの受け入れ体制について
(質問)
新しく障害児を受け入れる際に児童の情報が共有されていない。教育委員会と保育課で連携を密にして、委託先に情報がきちんと伝わるようにすべきと考えるが、見解をうかがいたい。申請の書類を整えること、また、指導員の加配も徹底してほしい。
(答弁)
これまで、情報確認が十分でなかったため、的確な対応が図れない事例があったことは否めないところだ。今後、情報共有化等の教育委員会との連携を強化していく。書類や加配についても努力していく。
(質問)
障害ある児童を受け入れる際に、学童保育の委託先・保護者・保育課の3社で面接をし、支援方法を話し合うことが必要と考えるが、見解をうかがいたい。
(答弁)
現在、面接は行っていないが、重要と認識している。今後は保護者と市で面接を行い、委託団体に情報を提供していく。あわせて、保護者と委託団体との面接の機会を設けられるよう、協議・調整していく。
(質問)
現在の学童施設は過密状態で、障害のある子どもが情緒不安定になることがある。その際心を静める場が必要であり、教室の数をもう一つ増やすことで解消されると考えるが、見解をうかがいたい。図書室や特別支援教室はどうか?
(答弁)
心を静める場の必要性は十分認識している。他の施設の一時利用等、関係部署と協議していく。
(2) 学校との連携について
(質問)
学校の月間行事、下校時間の変更など学童へ確実に連絡するよう教育委員会としてすべての学校に指導してほしいと思うがいかがか?
(答弁)
連絡体制の強化について各学校に指導していく。
(3) 学童保育の環境整備について
(質問)
学童保育の量的整備が一段落しつつある今、量より質に力を入れる時期に来ていると思う。現場では狭い部屋に子どもがひしめき合っているところがあり、このような環境は子どもたちにとって厳しいと言わざるをえないが、この現状をどうとらえているのか、見解をうかがいたい。
(答弁)
今後は保育環境等の質的充足に向けて、緊急性・必要性などを総合的に考えた環境整備に努めていく。
(質問)
特に狭くて小さい、鶴舞小学童クラブに対してどのような対応をしていくのか?
(答弁)
定員20人で設定している。夏休みは22人だったが、9月は15人であり、現在は余裕がある状況となっている。
(質問)
現場をこの前訪問した。県のガイドラインのひとりあたり1,65平米はクリアしているが、児童用ロッカーや指導員もいて、かなり狭くて厳しいと考えるがどうか?
(答弁)
鶴舞小に限らず、老朽化の厳しい施設があるのは事実である。それについては計画的に改善していく。
鶴舞小については出入り口が現在一か所しかないので、防災面の安全確保も含めて、移設が可能か、関係部署と協議していく。