いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信

 不安定な現代の社会はだれでもが生きづらさを抱える時代です。統合失調症は約100人に1人、うつ病は約5人に1人が一生のうちに発症するといわれ、決して特別な病気ではありません。一方、精神障害をもつ人や家族が安心して地域生活を送るために必要な社会の基盤は、あまりにも不足しているのが現状です。
訪ねてみました! 社会復帰施設の草分け
地域生活支援センター・パンプキンハウスはカボチャを思わせる黄色い建物。海辺の明るい風が吹きわたっているという印象。
86年に大網白里の地に民間初の精神障害者の社会復帰施設ホレブ寮設立、以来、授産施設、生活訓練施設を設置。
 そして、8年前開所した地域生活支援センター・パンプキンハウスは、地域の精神障害者に日中の活動の場と仲間との語らいの場を提供すると共に、ホールを地域に開放し、地域の人たちとの交流に力を入れています。 まつりやバーベキュー大会などに地域の方を招いたり、また、ボランティア(年間延べ170人が参加)による絵画や陶芸などのサークル活動も盛ん。ニーズに応じて子育て支援も始まり、文字通り地域生活支援の核となっています。

■千葉県山武郡大網白里町細草3221-4  TEL:0475-77-6511




家族会が中心となって保健所や病院のケースワーカーの協力で1990年設立。病院から退院しても、家以外に行き場のないメンバーの社会復帰の場としてスタート。3年前、ようやく五井に安住の地を得ました。閉鎖的になりがちな精神障害の分野に風穴を開ける原動力となっています。
作業は和紙工芸、ポスティングなど。

所在地 : 市原市五井中央東2-27-2
TEL :0436-25-5258
活動時間:月・火・木・金
     (10時〜15時30分)

毎回、一緒に食事づくりをしています。
5月にオープンしたばかり!
「利用者さんそれぞれにあったサポートをしていきたい」と語る代表の西川弘子さん。
作業は中古自転車のリサイクル・リメイク・修理・点検・販売。
ビーズ・アクセサリーの製造と販売。その他。

所在地 :市原市八幡959
TEL :0436-41-2811
活動時間:月・水・金 (10時〜15時)

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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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