いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信

◆副知事問題

副知事案件は特別秘書が辞職したことで、自民党も納得。議会最終日に2人の副知事がようやく復帰しました(ともかく一安心)。

◆六月補正予算

1千億円強の補正予算で最優先は私学助成金。私立高校、幼稚園はようやく国の補助金並に(小中学校は、まだ基準以下)。結局知事の重点政策に使えるのは約26億円。

◆野党・自民党

自民党はますます野党色を強め、今回は県職員の給与削減に関する議案をいったん「継続」とし、最終日に「賛成」。この削減案がだめになると、一年間で約56億円強の歳出カットができなくなるところでした。
(議会最終日は、緊急の常任委員会やら会議やら目白押し、あげく午後の本会議は議長選でごたごたし、一時間半も待ちぼうけ。)

◆財政危機



現在の千葉県の財政危機状況は半端ではありません。一例をあげると、これから団塊の世代が大勢退職します。退職金積み立ては昭和48年に使い果たし、その後積み立てなし。平成16年度も845人分385億円を一般会計から手当しました。今後の退職者は、増える一方、左の表のとおり。
その他の要因も加えると、2006年からの3年間で3千億円もの財源不足が確実だそうです。(財政部試算)。

◆予算委員として

私は予算委員として、入札改革(未だに落札率97%)、業務委託(随意契約から一般競争入札にすることについて)、職員の意識改革(職員自身が、あまり効果を実感していない)、緑化協定の見直しなどを質問しました。
ちば元気ファンド
市民ネットワーク・千葉県が元気な市民事業を応援しようとして設立した「ちば元気ファンド」(年間400万円の市民事業支援、今回は半期分の200万円)の審査会が開かれました。とかく志があってもお金がないのが市民事業です。
 26団体からの応募があり、一次審査で半分の13団体に。7月4日各団体に精一杯自己アピールをしてもらいました(制限時間10分)。審査基準は公益性、組織の透明性、先駆性、発展性、事業実施能力など厳しくチェックしていきます。
 農産物直売所、ホームレス自立支援、DV被害者の相談事業、南房総平和アピール活動、親と子の「性共有」事業などに決定。

 今後も知恵を出し、汗をかく市民活動を応援していきます。


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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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