いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信



↑アスベスト除去工事
アスベスト被害がようやく社会問題化してきました。
日本でのアスベスト対策は1987年に学校の吹きつけアスベストが問題になり調査・撤去等がされましたが、それでアスベスト問題は終わったとされてしまいました。1992年に議員立法で規制法案が出されましたが、業界や自民党の反対で廃案となり、全面禁止というような対策が取れないまま今日に至ったわけです。
アスベストは手軽な耐火、耐熱材としてそれこそ、さまざまなところに使われてきました。これまで輸入された量は1千万トンとも言われ、ほとんどが建材に使われています。アスベストを扱う工場労働者の方だけでなく、全ての人にとって身近な問題であるということで、 今度こそ抜本的な対策をしなければ、将来に禍根を残すことになります。
市原市では庁内に「アスベスト問題連絡調整会議」をつくり、ホームページへの情報掲載も含めて、市民相談などにも当たっています。公共施設でのアスベスト使用は調査した335施設のうち、78施設で吹きつけが疑われるということ、学校でも25施設39カ所が見つかったということが報告されました。
今後の対応については「飛散防止」など適切な対策が必要。またアスベストを含む建設廃材が不法投棄というかたちで持ち込まれないかということも、注意していかなければなりません。(うわぶ)




↑ふる里学舎。一角に中核地域生活支援センターがあります。

平成16年10月よりはじまった「千葉県独自の事業」

 中核地域生活支援センターは、民間サイドの福祉サービスの拠点として県内14の健康福祉センターの圏域に1カ所ずつ設置されました。

市原はふる里学舎(社会福祉法人佑啓会)が受託事業者です

 子ども、障害者、高齢者といった枠組みを取り払い、ひとりひとりの状況にあった福祉の総合相談を受け、福祉資源やサービスにつなげていきます。

事業内容は

  • 地域総合コーディネート事業(速やかに適切な機関への連絡・調整等)
  • 相談事業(24時間365日体制)
  • 権利擁護事業
 地域総合コーディネーター、在宅障害児(者)コーディネーター、生活支援ワーカーが、質問、相談に応じます。(加藤)
ワンストップでの相談、緊急時の迅速対応が求められています。電話がなりっぱなしとのこと。

ふる里学舎相談室
  市原市今富1110−1
  TEL:0436−36−7762
アネッサ相談室
  市原市椎津1131
  TEL:0436−60−7677

前ページへ   次ページへ

いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
Copyright(C)Ichihara Shimin-Network,All rights reserved.無断転載禁止