いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信




◆障害者差別をなくすことをめざす条例は「継続審査」

この条例「障害のある人もない人も共に暮らしやすい県づくり条例」は、1年半かけて事例募集(800件の応募)やら、タウンミーティング(延べ3000名参加)やらを実施しながら、文字通り県民参加のもとに作られました。
障害者が感じている世間の誤解や偏見、生きづらさについて、共に考え、できることから解決していこう、という趣旨です。しかし、自民党の猛攻撃にあってあえなく「継続審査」。
次の6月議会には何としても実現を!

◆柏の女性センターが閉鎖!

―男女共同参画センター設置管理条例否決―
条例の内容は、柏で行ってきた男女共同参画センター事業を、今後は県の直轄事業とし、利便性を考えて、千葉市の青少年女性会館に移し、柏と館山を分室とする構想。人件費など1200万円増額するだけです。事業の大きな柱であるDV対策を含めて相談件数は年5000件近く。
更なる充実をめざし、分室化の準備も着々と進めていた矢先、今回の自民党の反対で柏センターも3月31日で閉鎖。今後の対策を自民党は考えての反対だったのでしょうか?。 どうなる?どうする?

◆建設汚泥等有効利用推進事業?

トンネル工事等から出る建設汚泥を改良土に加工して、それを砂利採取場跡地などに埋め戻して「里山」を作ろうという新規事業支援に九千万円の予算がつきました。これまで県の見解は、建設汚泥は改良土にしても植栽等には適さない、といってきたのにいつの間に方針転換したの? 
きちんと農業試験場などで樹木が育つ実証試験等をすべきでは?と質問しました。不適切な残土処分に悩まされてきた市原には、砂利採取跡地もたくさんあります。そこが新たな改良土処分場になったら大変です。今後に注目!
(千葉県議会議員/市民ネット代理人)

議事録テープがない?

昨年9月議会で私の発言が削除されたけど、今度は、同じ会派の吉川さんの発言が削除!削除されたのは、健康福祉常任委員会で「自民党議員の『障害児は障害に見合った特殊教育を受けるのが当然で、就学指導に従わない親によって、どれだけ現場にしわ寄せがいっているか』という発言は人権意識が欠如した発言だ」と述べた部分。私も件の常任委員会を傍聴し、この耳で確かに自民党議員の同趣旨の発言はあったと断言できるのだが、発言者は「言ってない」の一点張り。なんせ常任委員会質疑の内容は、テープに録音されず、要点筆記のみ。言い張れば、多数会派の言うとおりの結論になります。
今時、常任委員会で、録音テープも取っていないという事実がみんなの知るところとなっただけ「良し」とするしかないのだろうか。

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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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