いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信





◆お年寄りの地域での暮らしを守り、見守りや助け合いのしくみを拡充します。

◆産廃・残土の不法投棄はNO!
・処分場建設には「近隣住民同意」を必須条件にします。

◆変えなきゃ!議会
・議員同士の自由な討議が活発になされる議会をめざします!
・地方議員年金の廃止をすすめます。
(国はすでに廃止)

◆足の便の確保に、引き続き取り組みます。



◆教員の数を増やして、子どもがわかる授業を徹底させます。

◆保育所の待機児童をなくします。
・ひとり親家庭を支援します。
今年新しく1ヶ所保育所が誕生。来年も1ヶ所開設予定。でも病後児保育もさらに必要です。

■若者、女性、働き盛りの雇用を守ります。
深刻な雇用問題は喫緊の課題。弱者の立場にある人々の労働環境を守るため、内閣参与・湯浅誠さんを招き講演会を行ないました。

   子どもがさびしくない国へ
2007年、ユニセフが世界の15歳の子どもたちに行なった「子どもの気持ち」調査で、日本の子どもは、なんと30%が「さびしい」と感じている、という結果が出たそうです。先進諸国の平均が6〜7%であることを考えると日本の突出ぶりに驚かされます。子どもが「さびしさ」を抱えて生きている国は健康な国とはいえません。
豊かといわれた日本で、年間所得300万円未満の世帯の割合は08年度で約33%に達しました。子どものいる家庭の貧困率*は約14%。昼夜を問わず必死で働く両親、またはひとり親のもとで、さびしさを我慢しながら成長する子どもの姿が脳裏に浮かびます。派遣村の湯浅誠さんは、貧困とは単に貧しいことでなく〈貧困=貧乏+孤立〉と定義しています。
そうだとすれば、独居高齢者の孤独の問題も、根っこは同じです。
*貧困率:世帯所得の中央値448万円の半分以下224万円以下の世帯の割合。(2008年度)
 
 
 女性を活用して社会を元気に
よく「家族の絆が弱まっているから社会問題が起きる。」といわれますが、これは間違い。日本は絆が強いから、介護保険があってもいまだに介護を家族に押し付け、十分な保育支援がなく、女性たちはいったん離職せざるをえません。そんな女性たちを「かわいそう」と考え、福祉の観点から保育所を考えるのでなく、少子高齢化が進む日本では、女性の力を活用し、社会を元気にしていくのだと発想を変えることが必要です。
市民ネットは、「子育て・介護」を家族・個人の責任とせず、制度や社会で支えるしくみを作っていきます。





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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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