いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信




 


最有力は案4
 市では、昨年8月から庁内検討会議を立ち上げ、並行してコンサルタント会社(株)長大に手法検討調査を委託。今年8月に当社から示された4つの案について、有識者から意見を聞いています。
 市では、職員や市民の安全を確保する、という視点を最優先として、4つの案のうち案4を最有力としています。
議会の意見は?

 議会では、市議小沢みかが委員を務める「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」で検討を行いました。ここでは、全委員が「耐震対策と庁舎のあるべき姿は切り離して議論すべき。案3、案4のような旧ヨーカ堂ビル移転は緊急避難であり、分庁ありきとはならないように」との意見で一致し、10月に意見要望書を市長に提出しました。

なぜそんなに急ぐのか
 4つの案以外の案はなぜ消えたのか、機能を分けることによるデメリットはどこまで検討されているのか、不使用となる現庁舎をどうするのか、旧ヨーカドービルの老朽化対 策は検討したのか…。疑問点 は山積みですが、市からは納得できる説明はありませんでした。
市民ネットは質問状提出
 そこで市民ネットは、市に対し9月25日付で質問状を提出しました。
 建て替え・移転計画案決定までの経過や現庁舎の耐震強度、予算、また4案それぞれについての疑問点など、計40項目にわたっています。市からは10月10日付で回答を得ましたが、肝心な部分は「かえって混乱を招く恐れがあるので」と非公開でした。内容は市民ネットのホームページでご確認ください。
もっと市民と話し合いを
 市は今年中には方針を決定するとのことですが、10月1日の市民への発表からわずか3カ月。市民からの意見募集も22日間で締め切られてしまいました。この状況で決定するのはあまりに拙速ではないでしょうか。
 将来に禍根を残さないためにも、あらゆる情報や市の考えをもっと市民に明らかにして議論を重ねるよう、市民ネットは市に働きかけていきます。




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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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