いちはら市民ネットワーク
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山本友子の9月県議会報告

 

ブログで活動を報告しています。
「てくてくともこ」

 

 9/26 県議会で会派の代表質問をしました。市原から大勢の方が傍聴に来てくださいました。その後、皆さんと県議会の感想など、県政への意見交換をしました。


県庁のスカイレストランにて傍聴にいらした方々と交流会

     
精神医療のあり方や 障害者福祉政策について聞きました

袖ヶ浦福祉センター 虐待死問題その後


袖ヶ浦福祉センターの改革について、8月に第三者検証委員会から、現在入所している重度の障がい者の約半数を地域および施設に移行させるという方針が示されました。
ほかの施設に移行することが難しい人が、本当に施設や地域に移行できるのか、保護者や利用者は不安を感じています。答弁では「地域移行は平成29年度までに実施したい。保護者に対しても丁寧に説明し理解を求めていきたい」ということでしたが不安は残ります。
職員体制の拡充、研修の充実、外部に開かれた施設になるための方策はまだ見えません。今後もしっかり注視していきます。



特別支援学校スクールバス
   の乗車時間を短くして


 県内の特別支援学校に登校する生徒の中には、片道1時間半以上スクールバスに乗っている子どもが46名います(最長1時間55分)。答弁では、「毎年バスの運行ルートや増車等の工夫をしているが、利用者が多く通学区域が広い学校では、時間短縮は難しい」とのことでした。バスの増便や駐車スペースの確保に、財政支援も含め最大限の努力をして欲しい、と強く要望しました。






























精神医療のあり方

精神科病院の 在院日数を減らそう

 人はだれでも心を病み、時には入院治療が必要なこともあります。そんな場合にも早期に社会復帰できるように支援が必要です。他の国では入院はほとんどが10日前後、長くても30日以内で退院します。
 しかし日本では、精神科病院における平均在院日数は、292日(千葉県では324日)。20年以上入院している患者さんは、県内に1227人もいます。入院の長期化は人権問題です。
 今千葉県で一番求められているのは、退院後の日中活動の場です。地域活動支援センターその他の就労継続支援事業所は今や県下に533ヶ所。グループホームも744ヶ所になりました。また入院患者の退院支援を地域と連携して実践している病院もあります。私たちはそんな活動を支援します。

薬の種類を減らそう

 日本の精神疾患治療では処方される薬の種類が多く、その結果、薬害でさらに病態が悪化するという話も耳にします。精神疾患は、極力1種類の薬で治療するのが世界の常識だそうです。日本でも、薬の種類を減らそうという動きも広まりつつあります。
 多剤併用解消は精神科医療の改革につながる、と信じて議会で質問しました。

 2014 10/3 子宮頸がんワクチン被害者連絡会 千葉県支部発足

 千葉県には、子宮頸がんワクチン接種による副反応報告が54件。うち市原の被害者は4名です(2014年8月現在)。重篤な後遺症に苦しむ少女たちは、大好きな学校へも行けず、激しい痛みや脳炎・脳症などに苦しんでいます。娘を見守るしかないご家族の苦しみも想像を絶します。国は積極的に接種を勧めることは一時中断しましたが、まだ完全に止めたわけではありません。

 ワクチン被害は国に訴えても、審査が厳しく認定されるケースはまだまだ少ないのが実態です。認定されなかったケースまで含めると被害者はさらに増えると思われます。命を守るはずのワクチンで、子どもの未来を奪ってはなりません。
子宮頸がんワクチン以外のワクチン接種でも、その有効性の適否など、課題はたくさんあります。私たちは今後も、ワクチン問題に取り組んでいきます。


全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
042-594-1337
http://shikyuukeigan.fem.jp/



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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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