いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信

6月議会質問

高齢社会は地域再生のチャンスかも!
選挙では地域を隈なく歩き、話をたくさんお聞きし、地域の暮らしの現場を更に知るよい機会になりました。 「少子高齢化」が日本社会の最大の課題と言われていますが、言葉だけでなく実感として感じる場面に何度も出会いました。
地域では確実に高齢社会が進行しています。あまり暗く捉えることはないけど、現実の問題にはきちんと向かい合っていかなければなりません。当然、行政だけでは対応しきれず、地域の助け合いが求められます。具体的な実践を通して希薄になった地域の人間関係も、また新しく生まれてくるかもしれません。
団塊世代の地域デビューも大いに期待できます。高齢社会は「地域再生」のチャンスかもしれません。期待感もこめて、ぜひ、そうしなければと思っています。

三期目の抱負
今までにない厳しい選挙で、その分いろいろな方たちの訴えやお話を、改めて真摯に受け止めることができたのは幸いでした。
今、市民ネットの役割、自分がそこにいる意味を改めて考えています。私たちの活動は「石けん運動」から始まりました。「石けんを使う暮らし」はひとつの象徴ですが、「暮らし」の見直しの実践と、その「暮らし」を視点に置いた「政治」の実践が市民ネットワークの活動の原点なのです。
地域には「暮らし」の問題が山積みです。一人ひとりの抱える問題も実にさまざまで、対応も大変です。
宅老所「中村さんち」恒例のソーメン流し。
地域にこんな場所がたくさん欲しいです。
もちろん「私にまかせてください」ということではありませんが、地域の中にさらに軸足を置いて、皆さんと一緒に考え行動していきます。

代表質問の時間が増えた!
市民ネットは3人になったことで、 質問時間が90分に増えました。(今までは60分)再質問もゆっくりできて、議員が増えた成果を早速、実感しました。

こんなことを質問しました。
市長の政治姿勢・高齢社会への対応
障がい者福祉・自然環境の保全・再生・水源対策・鎮守の森づくり・都市計画マスタープランの見直し・教育行政・・・子ども達の自然体験・全国学力調査

安心して、子育てできるまちへ
市内の保育所待機児童は167人(7月現在)。総合計画には解消対策を進める、とありますが、具体的な内容までは書かれていません。そこで、待機児童の受け皿にもなっている認可外保育所に対しても、補助を実現するよう求めました。もうすぐ、次期実施計画も策定されますが、その中で保育施設の設置も含めて検討し、安心して、子育てできる環境を整えるよう要望しました。

野次がとぶ、白熱した議会質問。
今回「選挙について」の質問の中で、告示後の違反ポスターについて質問したところ、野次が飛んできました。ある議員は「正義を振りかざし、他の議員の反感を買うと、これからの活動で不利になる」と話してくれ
たけど、何かヘンです。一方では「あの質問に心の中で拍手喝采していたよ」と、言ってくれる議員も。議会を変えようという意見を述べると、とかく攻撃の的になるのが議会というところ。
どんな選挙をしたかで、その後の活動が方向付けられます。お金をかけない選挙をして、議員になったら、自らの襟を正す意味からも議会改革の活動をしんどくても知らせていく努力が議員に求められています。

他の質問
※ 特別支援教育と発達支援センター
※ ゴミの減量化

辰巳台のまちづくり
社宅が取り壊され、一戸建てが増え、子育てするまち、あるいは終の住処として活気にあふれている辰巳台。
「まち全体を俯瞰した計画がないが、辰巳台のまちづくりをどう考えているのか?現在の辰巳台の公園は、都市計画法で決まっている数字の半分の1,6%しかない。もっと公園が必要では?」との質問に、「辰巳台の雨水調整池の有効利用に際し、公園整備も視野に入れる」との答弁でした。(雨水調整池は、弁天池と辰巳台東二丁目辰巳台幼稚園横の約3,4haの池のこと)。
東部保健福祉センターの「補完施設」を辰巳でという計画に対しては地域福祉の盛んな辰巳の住民の声を活かして欲しい、と要望しました。

他の質問
※ 精神障がい者の地域での暮らしを支えるための受け皿、働く場の確保
※ 学童保育:牧園小や国分寺台東小など、利用希望者の多い学区の設置を早く!

これがうわさの縦割り??
初めての議会質問の聞き取りで「行政の縦割り」を体験。「担当が違います」「え?」その度に庁内を右往左往。
加えて「県の管轄」「これは国」。地方分権はまだまだです。「誰に聞く?」「責任者は?」と??の日々。慣れれば?が解消されるかもしれないけど、でも新鮮に変なものは変、と感じ続けることも必要かも・・
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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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