いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信




子育て「へっちゃらなまち」にしたい
日本の子どもは自分を好きでない、肯定的に受け止められない傾向が強いといわれています。でもそれは、大人社会を反映してのこと。まず、私たち大人が喜びを持って活き活きと暮らせば、きっと子どもたちにも自信と明るい笑顔がもどると信じます。
また、子育て中のお父さん、お母さんが孤立しない環境を整備していくことも大切です。子育て中のお母さんたちのホットな声をお寄せください。
本を友だちにできたら、世界が広がります。


パネル・シアター 
「ねずみと風」のお話。子どもたちは、すっかりお話の世界に引き込まれて!
「読書指導の先生がいてくれてよかった!」

読書指導員(八幡小学校にて)

市原市は平成19年度に全小学校に読書指導員が配置され、本を読む楽しさをアドバイスしています。
青空の下、子どもたちの笑い声があふれる。


子育て支援センター (五井保育所にて)

現在は市内に3ヶ所。ちはら台保育園・五井保育所・杏保育園大勢のお母さんと子どもたちが利用して、どこも満員状態。
ニーズに応えて、今後、他地区でも増設が予定されています。
 私の座標軸
市原で経済同友会終身幹事である品川正治さんの講演会が開かれた。品川さんは自らの戦争体験、平和憲法の大切さを、熱く静かに語られた。その日に買った著書「これからの日本の座標軸」。やさしく誠実な言葉が胸を打つ。

品川さんが戦争体験の中で気がついたこと。それは、「国が起こした戦争」という問題の立て方そのものが違っている。戦争を起こすのも人間なら、それを許さないで止めようと努力できるのも人間だ。その気づきが自分の戦後の歩みの座標軸になっている。だからこそ品川さんは今「憲法9条は手放してはいけない」という訴える講演を年間80回以上も実行しているのだ。

ひるがえって、では私たちの座標軸はどこにあるのだろう。自らの子や孫に戦争のない未来を約束するため、何ができるのだろう。座して待つだけでは平和は守れない、との想いが品川さんの講演以後ますます強くなってきた。まずは、身近な人とじっくりと憲法を読み返してみよう。世界の貧困、地域紛争、環境破壊などの問題にもおっくうがらず目を向けよう。そして、自分自身の「座標軸」をつくっていこう。きっとそのことがささやかでも「平和」に繋がる一歩となるはずだ、と思う。
(山本友子)

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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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