五井駅東口開発予定地に重機が入り、土が盛られ、みるみるうちに景色が変わってきました。大型ショッピング街が平成22年にオープンを、また総合公園がその2年後に完成の予定です。
私は市の財政状況を考えた時に、この事業の優先順位が高くなることに疑念を払拭できず、基本的に反対を続けてきましたが、一方で多額な費用をかける事業が中途半端に終わらないようにと、質問や提言をしてきました。今回も総合公園を含む東口の整備と、西口の中心市街地活性化計画について質問しました。
質問および提言したこと
文字通り「市原市の顔」となる魅力あるまちづくりを実現するためには、50ヘクタールがひとつの「街」として整備されていくことです。トータルコーディネーターの報告書の具現化、将来にわたって継続していくためにエリアマネジメントの組織づくりなど、妥協しないですすめるべきです。
また、五井駅東口ロータリーから整備区域までの区間は、計画に含まれていませんが、とても重要な区域です。都市計画マスタープランなどで全庁的に整理していくとの答えでした。
総合公園は「水と緑」がテーマですが修景池の「水質」をどう保つのかが問題です。薬剤を使わず自然な形での水の浄化・生物ろ過装置・水生植物による浄化など検討中との答えでした。
一方、五井駅西口の中心市街地活性化計画は国の認定を受ける準備を進めていますが、誰がまちづくりの中心を担うのか、「人づくり・人さがし」が大きな課題です。
その他の質問
コミュニティバス・高齢者福祉・障害者福祉・市民活動センター・学校給食など
八幡の「ボートピア市原」に競輪の場外券発売所「(仮称)サテライト市原」が4月から併設される予定です。
ボートピア市原が新設される時は市長や議会そして地元町会の同意が必要でしたが、今回同意は必要なし。
ギャンブルはギャンブル。健全なまちづくりにはギャンブル施設は要らないと、施行市でもある千葉市の競輪場へ「(仮称)サテライト市原の設置中止」の要請書を提出しました。
市原の負の遺産、その後は?
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*汚染調査のため検査する水の採取
養老川右岸(山側)の護岸壁にて |
20年前から大規模に産廃が不法投棄された石神地区現場を経済環境常任委員会で視察しました。投棄は止まったものの、数年前まで醗酵した産廃から蒸気が出ていたそうです。
今は杉の苗が植えられていますが一部が根付いているだけ。有害物質は基準値未満との調査報告だけど、要注意です。市内には他にも不法投棄の問題箇所がたくさん!
その他、養老川妙香地先で環境ホルモン系の汚染、市原港海底の高濃度ダイオキシン汚染など、今後も監視が必要です。