納得できない高齢者いじめ
宙に浮いた年金の決着もまだ付いていないのに、保険料はがっちり天引き。年金が年額18万円未満の方は、窓口へいって保険料を払わなければならず、払えなければ保険証を取り上げられ、全額自己負担となります。
子どもと同居して被扶養者となっている方は、これまで納めなくてもよかったのに、今度はどんなに年金が少なくても均等割り分として、年額37、400円の負担。障害者の場合は、65歳から同制度に加入を進められます。(なんで障害者だけ、65歳から?これもおかしい)
おまけに、入院したら即「退院計画」を作らなければなりません。在宅介護の体制が不備なのに、退院後の自立を迫るのは残酷。お年寄りに心細い思いをさせるだけです。また今後は、70歳〜74歳の方は来年4月から窓口負担が2割になることも決まっています。
制度廃止を求めて
参議院では後期高齢者医療制度廃止を求める法案が可決しましたが、政府は低所得者に対する負担軽減措置だけで制度を続行するつもりです。秋の臨時議会で制度を廃止するため、さらに声を上げていきます。