いちはら市民ネット通信

	「　どこへ向かう？これからの千葉県政　」 千葉県知事選挙の結果を受けて ▼吉田たいらさんが敗れました。知事候補として一月末に急浮上した、たいらさん。どんな人？から始まって、ネット事務所で対面し政策協定を結び、ネットは全力で知事選挙に関わりました。特筆すべき資質は、その一途な誠実さ。行政経験のなさに一抹の不安もあったのですが、福祉･医療・環境その他の多くの現場に立ち会い、問題の本質を的確に学んで自らの血肉にする能力の高さに脱帽！また、選挙は相手候補を蹴落として勝ち抜くものと思っていたのに、彼は「絆、信頼、透明性」を一貫して主張しました。私たちは「進化するたいらさん」と呼び、事務所には、多くのボランティアが参集しました。 ▼選挙戦最終日１２時の千葉駅頭での演説。日焼けして声もかれた たいらさんが、ふと目にした足元の吸殻を拾って、そのままポケットに入れました。付け焼刃ではできない行動だと、強く印象に残りました。 ◇3月28日千葉駅東口 吉田たいら 立会演説会 ▼知事選は、リニアモーターカー導入（概算で３兆円！）など絵空事としか思えない政策を主張した候補者が勝ちました。これから千葉はどうなっていくのか？八ッ場ダムをはじめとする国の直轄事業の受け入れの継続、三番瀬埋め立て、山砂・残土問題の悪化、福祉・医療の後退、教育の右傾化など、心配の種はつきません。しっかり監視し、問題があれば声を上げていくことも今後の役割と、強く感じています。
	（山本友子）

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