いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信






◆議員報酬は市民活動に◆

市民ネットの選挙はカンパとボランティア。選挙後も、おまかせでなく自ら参加することで、地域の課題を浮き彫りにしてきました。そんなネットの活動を支える費用は、議員の寄付金と会費とカンパです。また市民利益向上のために、議員も会員もいっしょに調査や活動の企画をします。
学童保育、障がい者施策、地域福祉、産廃問題、情報公開、市民参加、等々。長い目で見ると「ネットが主張してきたことはずいぶん実現してきたね」と言われます。地域の課題は地域の人に聞くのが一番、と当初からミニ集会も何度も開いてきました。市民ネットは、今後も市民参加型の政治をめざします。
子どもたちと作る廃食油せっけん
6/27 のエコフェアーにて 
 市民の風を起こして20年
1990年に市民ネットが誕生して約20年。バブル経済がはじけるちょっと前のことです。「どこかの偉い人が知らないところで政治をしている」のではなく「当たり前の市民の声がそのまま政治の場に反映されるように」と有志が集まりました。ガレージセールやカンパで選挙資金を捻出し、ミニ集会で熱く訴え、市民がかわるがわるマイクを握って訴える選挙をしました。

一回目の選挙費用は177万円。公開したところ、金額の少なさに驚かれました。その頃から政務調査費も運営費もガラス張りで運営してきました。議会に絶えず新しい風を送り込むため新人候補者を出せるよう、毎年選挙資金積み立てもしています。どんな選挙をしたかで、その後の政治スタイルが決まります。

今は、市内にもNPO等の市民活動が広がってきました。情報公開など議会改革も広がってきましたが、残念ながらまだまだ閉鎖的な部分が残っています。市民が主役となる市民参加をさらに進めるため、ネットはこれからも市民といっしょに活動していきます。
(山本友子)

前ページへ   次ページへ

いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
Copyright(C)Ichihara Shimin-Network,All rights reserved.無断転載禁止