いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です

いちはら市民ネット通信




 介護が必要になったとき、それを支える様々な制度もあります。また各地で地域の助け合いも広がっています。
まずはサービスや制度を知り、より使いやすいものにしていきましょう。
私たち一人ひとりが関心を持ちかかわることが、「幸せに住み続けられる地域」をつくることにつながっていきます。

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困った時には とりあえず何でも相談

まずは 市役所・高齢者支援課に行きましょう。

高齢者のことは
◎  地域包括支援センター 
介護のこと、健康や福祉、医療や生活に関することなど、高齢者のさまざまな悩みや相談ごとを受け付けています。市内に6ヶ所あり、それぞれのセンターの担当地域が決まっています。
福祉のことは
◎ 中核地域生活支援センター(福祉ネット)
高齢者も障がい者も子どものことも福祉全般にわたって、24時間365日相談を受け付けています。千葉県独自の相談制度で、市原市には五井駅東口に1ヶ所あります。



 有縁(うえん)社会を求めて
市民ネット代表 山本友子
4月のNHK番組で「無縁社会」という言葉が語られ、家族も語り合うべき友もいない都会で暮らす若者が、「自分も将来は孤独死をするのではないか」とつぶやいていた。その眼の暗さが、とりわけ痛々しかった。がむしゃらに働き、世界でもトップレベルの経済成長を果たしてきた日本人が得たものが、追い詰められた都会の「孤独死」ではあまりに切ない。
千葉県では、10年以上前から、自ら命を絶つ人が毎年千人を越えている。この数字は、交通事故死者数の4倍だという。働き盛りの男性、若者が自ら死を選ぶケースも多い。しかし、幸いわが市原には、まだご近所の人のつながりが残っている。青い空も豊かな自然も残っている。各地で地域のコミュニティ再生に取り組む活動も活発になってきている。私たちは、ここで友情を育み、ここで老いていくために、ご近所とのつながりを取り戻し、互いに声を掛け合って暮らしていくことを意識的に行っていかなければ地域再生はない。
「無縁」社会でなく、人と人が結びつく「有縁・うえん」社会をこそ、この地で造っていきたいと切に想う。

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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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