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その後
橋の下のこの堰を
埋めていいの? |
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市議会でも 議論白熱
袖ヶ浦市との市境にある椎津新田大橋は、中台堰を守るために21億円もかけて造られました。それなのにわずか5年後、その堰を残土で埋める計画があることを、前回お伝えしました。埋め立て予定地の堰は、市有地であり、行政がただで埋め立てさせるという事例は、全国的にも初めてなので、新聞各社も取り上げました。
その結果、市議会からも行政の対応に対して抗議の声が上がり、3月議会ではすべての会派がこの問題を取り上げ、「反対」ないし市の対応に遺憾の意を表明しました。
地元住民からは埋め立て反対の陳情が出され、常任委員会では、一時間にわたる質疑の後「継続審査」になりました。しかし、行政も市長も「協議中で答弁できない」という逃げの姿勢に終始しています。 |
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同意の撤回 地元説明会
その後、地権者の一人が「同意を撤回したい」旨の文書を県と業者に提出し、県もその文書を受け取り、再度地元説明会も開かれました。 |
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県議団も視察 県議会も継続審査
また地元有志が県議会に出した埋め立て反対の請願書を受けて、民主党県議団が現地視察を行い、常任委員会では民主、公明、自民からも疑問を呈する意見が出て、慎重審議を求めて「継続審査」となりました。 |
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市の責任が重大です
今回は一人の地権者が勇気を出して、撤回を主張しました。今後は、最大地権者でもある市の責任が最も重大です。抜き打ちで許可が出されることのないよう、しっかり監視していきます。 |
(山本友子) |
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