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   東日本大震災の被災地の状況を見ることにより、被災地支援のあり方や、市原市の防災活動にも役立てられないかと考えました。最も被害の大きかった石巻市と名取市を訪問しました。名取市は、市原市および民間の災害支援ボランティア団体が、震災直後から支援してきたところです

 石巻市のがれきは…

 石巻市は東北3県の中で最大の被災地となり、死者・行方不明者あわせて3,932人、住宅被害は世帯数の40%にも及びました。がれきの量は650万トン。地域で活用できるものは地域で活用し、残った廃棄物の焼却は、仙台市が処理を手伝ってくれることになっているそうです。

 「広域がれき処理」を巡って、各自治体がそれぞれ判断に悩んでいます。広域にがれきを移動することは、運送費もかさみ、また放射能の汚染拡散につながるとの指摘もあります。

 基本的には、それぞれの被災自治体の意向を尊重し、防潮堤や土地のかさ上げ、金属のクズの売却など、地域で再利用可能な分は地域で活用することが第一です。被災地であっても、宮城・岩手は関東と放射能の値が変わらないから「広域処理でOK」だといわれますが、その関東では枝草を焼却すれば放射能濃度が高くなり飛灰の処分先に困っているのが現状です。

 がれきを受け入れる、入れないという単純な二項対立にするのでなく、何より地元の意向を尊重し、様々な観点から開かれた議論を重ねるべきです。技術や人材や資金提供など様々な支援策も考えられます。真に東北支援につながる「がれきの処理」手法を検討していきましょう。

荒涼たる空地のあちこちに、真新しい花束や小さなお地蔵さんが置かれている。一見平和そうに見える、市原に良く似た地形の被災地。いまだに鎮魂と再生の狭間にいる被災者の生の声をお聞きする。深くて重い旅だった。     

松井哲洋惣社)

「想像を超えた自然災害は起きる」とふりしぼった声。「足の悪い祖母が避難するためには車を使うしかなかった」と命をしぼった声。悲痛な声を直接聞いたことが私たち市民の防災のヒントである。

今野正子大厩)

石巻市では、「多くの人が訪れ、被災地の惨状を見に来てくれるだけでもよい。そして、一日でも早い復旧計画の決定と実施を」と強く訴える被災者の話を聞き、復興の一日も早い事を願わずにはいられませんでした。      

土橋幸夫桜台)

 


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6月30日(土) 時間 13:30~16:00
講師: 津田 望(のぞみ牧場学園理事長)
場所: 三和保健福祉センター
     (サンハート)1F研修室

☆保育有り ☆参加費 無料
 

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5月  

陶芸品とちぎり絵展 吉川寅夫・キク枝

6月   ドールとバッグ2人展  竹浪安巳
7月   写真展 「千葉県と市原市の巨木」 石川松五郎
8月   日本画展      船越大祐
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※展示期間 1カ月・開館 月~金
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いちはら市民ネットワーク通信(No59~No97)
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