いちはら市民ネットワーク
 いちはら市民ネットワークは政治をする市民団体です
いちはら市民ネットワーク通信 No.94

◆P1
 ・本年もよろしくお願いします

 ・なにが秘密?これもひ・み・つ
  特定秘密保護法


◆P2
 ●小沢みかの12月市議会報告
 ・市原市は首都圏のゴミ捨て場
 ・老朽化した公共施設、さて どうする?



◆P3
 ・シリーズ1この女性に聞く 八木優子さん

 ・原発いらなーい!脱原発パレード
 ・お知らせ


◆P4
 ●山本友子の12月県議会報告
 ・立て替えは市原に決定 千葉県消防学校
 ・東金病院の機能が鶴舞循環器病センターへ
 ・県防災基本条例で、なぜ原発事故対応に触れない?
 ・県立の福祉施設で虐待により入所者死亡!

 新しい年には、居ずまいを正しくさせる力があります。今年、市民ネットワークはあなたと一緒にピンチをチャンスに変えていきたい。
安倍政権の恐れているのは世論の高まりです。だからこそ強行採決で特定秘密保護法を通しました。次は原発再稼働、共謀罪の制定、そして憲法の改悪をもくろんでいます。全国各地で脱原発・再稼働反対のデモや、特定秘密保護法に対してのデモが行われましたが、一部の新聞しか取り上げていませんでした。メディアも政府の圧力を受けています。
しかし、主権者は私たち国民です。今こそ出番です。しっかりと声を上げていきましょう。一人ひとりの声は小さくても、それらが集まると大きな声になっていきます。自分で考え行動する市民が増えることで社会を変えていけます。
今は夜明け前です。一番暗い時ですが必ず夜は明けます。

いちはら市民ネットワーク
代表 桑田尚子


      特定秘密保護法

 昨年末に強行採決で成立したこの法律。世論の大半は反対です。監視社会、戦争のできる国をめざす法律です。あきらめず世論の力で廃止させましょう!

 今でも外交上、軍事上の秘密はどっさり!この上何を隠すのでしょうか?
 具体的に何を秘密にするかは、これから総理の代わりに官僚が決めます。秘密の数は40万件とも言われています。

 公務員が秘密を漏らしたり、報道機関が情報を得ようとすると最大10年の罰則です。実行しなくても煽動・共謀は処罰の対象となります。「共謀罪」の中身については今年の通常国会でさらに踏み込んで審議する予定です。
 秘密保護法より先に成立した国家安全保障会議(日本版NSC)は、その事務局に防衛、外務、警察が入り、さらに指揮権を持った自衛官が多数加わることが問題です。そこでの議論は国家安全保障に関すること、すなわち戦争政策ですが、その会議もまた秘密の対象となります。
 国家秘密であっても一定の期間がすぎればアメリカでも30年で公開されますが、日本では60年後という案も出ています。

 特定秘密を監視・チェックする第三者機関は、政府内で作られるので独立機関とはいえません。
 「知る権利」や「報道の自由」は、民主主義の基本です。政・官・財なれあい「原子力ムラ」のせいで、今も多くの福島の人々が苦しんでいます。
 今後さらに怖い「秘密保護ムラ」を出現させないために、あきらめず「廃止」を求めていきます。



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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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