「市民力で動かす政治」
  ~私たちは何を選択するのか~

 11月17日(土) 幕張メッセ国際会議場で、開催しました

国の政治が市民からますます遠ざかる今、まず地域の政治を市民に
取り戻すことが、「市民力で動かす政治」の土台になります。
地方自治の舞台で活動し、地域から変革を進めてきた3人
によるシンポジウムを行いました。

1部:市民ネットワークのエネルギー政策発表
①原発即時ゼロ
②再生可能エネルギーへの積極的転換
③省エネ社会の実現

2部:シンポジュウム
秋葉忠利さん(元広島市長)
  上原公子さん(元国立市長)
  山口二郎さん(北海道大学教授)

秋葉忠利さん  上原公子さん  山口二郎さん

三人から、それぞれ以下のようなメッセージをいただきました。

秋葉忠利氏(元広島市長)
時代は報復から和解へ、国家から都市へ(都市は軍隊を持たない)、
イデオロギーから人間中心へ、専門家から市民の声へ、支配から
パートナーシップへと変化している。
多様性を持つ地域が時代を作る。
地元選挙事務所に足を運んで、候補者の人となりを見るといいでしょう。

上原公子氏(元国立市長)
日々の当たり前の暮らしが大事!子どもの未来にリスクを回さない。
これを選挙にも政策にもイメージして 選ぼう。

山口二郎氏(北海道大学教授)
「民意」とは2つの方向性を持つ。
一つは橋下徹大阪市長のように強いリーダー像を示し、
旧弊を破壊する言動が目立つ。そういうリーダーに人々は喝さいを送るが
個々人がバラバラに反応するだけなので、ファシズムに行きかねない。
もう一つは具体的な課題解決に向けて一歩でも進めようと、
仲間を募って取り組む団体の民意。
どちらか見極めよう!

風雲急を告げる国政に振り回されることなく、
地域にしっかりと軸足を置いた活動を今後も進めてまいります。

 市民ネットワーク千葉県
県内8市に14人(県議2人・市議12人)の議員をもつ、
地域政党(ローカルパーティー)です。
今までに送り出した議員総数は、54人です。

市民ネットワークはこんなことをやってきました
・市民の政治参加で議会のとびらを開けた
議会報告の通信を議会が終わるたびに県内に配布
政務調査費をガラス張り公開、費用弁償の廃止を実現
・人権が守られる暮らしと働き方を求めて
「ストップ!格差社会」をかかげ統一地方選のキーワードに
女性への暴力(DV)、子どもの虐待防止対策をすすめた
・未来につなぐ環境と食の安全
残土条例の改正を実現
産廃不法投棄対策を進めた
・地域から平和を作る
教育基本法改悪反対の署名および活動

 

 

活動を支えてくださる方の
ご入会をお待ちしております

いちはら市民ネットワークの活動に
賛同してくださる方のご入会は、
私たちにとって
大きな喜びと励みになります。