いちはら市民ネットワーク
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いちはら市民ネット通信




 


家庭にツケをまわす 電気料金の仕組み!
 電気料金は事業に必要な費用に一定の儲けが上乗せできる総括原価方式と言う「打ちでの小槌」のような仕組みです。必要な費用には「燃料費」「修繕費」「人件費」「減価償却費」「税金」など様々な項目が含まれますが、原発をつくる、あるいは継続するための地域寄付金や原発の必要性をPRするための「広告宣伝費」まで含まれています。
 儲けは、資産の3%と決まっていますが、設備をつくればつくるほど利潤が上がる仕組みになっています。
 さらには、家庭向け電力は総電力使用量の4割でしかないのに、東電の利益の9割は家庭用の電力からとなっています。
節電ダイエットは積りつもって偉大な力となる!

 家庭の消費電力の7割はエアコン、冷蔵庫、照明、テレビです。使用時間を見直し、使い方を工夫し、できれば省エネタイプへ切り替えたいところです。さらに、目をつけたいのは電源を常時オンにしている待機電力です。年間で一ヶ月分に当たる電気を使っていて、原発2基分にも相当します。不必要な電源はこまめに切りましょう。

 市民ネットは原発に頼るエネルギー政策からの転換を訴えてきました。原発は、いったん事故が起きれば、すべてを破壊してしまいます。廃棄物の処分先もありません。 だからこそ各家庭のアイデアを持ち寄って、節電で脱原発をめざしましょう。暮らしを見直す節電ダイエットを楽しみながら。

*3面に「原子力発電と節電についてのアンケート」にお応えいただいた方の声を一部まとめました。





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いちはら市民ネットワーク通信(No59〜No97)
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