9月県議会報告
放射能汚染対策を聞きました
市民ネット・社民・無所属(市・社・無)会派は、放射能対策以外として
八ッ場ダム・公契約などについても聞きました。
8000ベクレル/kg以上の放射能汚染焼却灰と汚泥は、一時保管。
それ以下は埋め立てOK
流山・柏・松戸など東葛地域の清掃工場や下水処理施設から8000ベクレル/kg
を超える放射能セシウムが検出され、それぞれ一時保管されていますが、どこも
満杯で困り果てています。
一方、それ以下の汚泥や灰は、民間の管理型処理分場(県内3か所/君津・
富津・銚子)に、すでに埋め立てています。県内各地から運び込まれる総量は
6月だけでも併せて7644トンだそうです。業者は自主管理規定を設け、放射性
物質の含有量・排水の検査などを行いますが、周辺住民にとっての不安はぬぐ
えません。
私たちは情報の公開を強く求めてきました。今後もしっかり監視していきます。
給食の検査体制、足踏み
子どもの被ばくの影響は大人の4~5倍。給食食材に含まれる放射能物質に
対しては、少なくとも大人より厳しい基準が望まれます。
一般に流通しているから安心、という説明では納得できません。食材の産地
確認,緻密なサンプリング検査を強く求めました。
県立高校・特別支援学校での汚染土壌除去、取り組む姿勢なし
県が直接関与する高校と特別支援学校の除染について議会で聞きましたが、
残念ながら未だに取り組んでいないことが明らかになりました。早急な調査、除染
を強く要望しました。
千葉県は永田町・霞が関の出先機関?
知事の答弁でやたら目立ったのは、「国に要望します。
国は○○と言っています。他の自治体の動向を見て判断します。」
という言葉。これでは、県は国の出先機関のようです。
知事は千葉出張所の所長?「市民が主役」「地域主権」と言う言葉
が泣きます。
630万県民を守る強い姿勢がほしい、と痛感しました。
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