スピードアップになるか!
    ―佐久間市長が県に出向いて要請―

 昭和40年代に埋め立てられた有害な廃棄物による汚染が発覚したのが平成10年。15年に本格的に除去対策が始まりました。

井戸を掘り汚染水や汚染ガスを回収していますが、なかなかはかどらず「いったいいつになったら解決するのか」と地元住民の方からも声があがりました。


 これまで回収した汚染物質は約1,700キログラムですが、このペースでいくと全部を取り去るのはいつになるやらという感じです。とにかく予算をどのくらい使えるかで、回収量も決まってきます。現在の年間予算は2,000万円で県と市が折半しています。また汚染水の処理は臨海部の企業5社が協力しています。

実はこの廃棄物を捨てたのは臨海部の企業ということがわかっていますが、法的な責任は問えません。しかし地域住民に不安を与え、また汚染物質除去のために多額な税金が使われています。

今後も多額な費用がかかることから、企業に更なる協力を要請するようにと質問しました。市長が直接、県に出向き環境部長に積極的な取り組みをするよう申し入れたとの答弁があり期待しています。

         2008年10月議会速報より  うわぶ玲子


2007年12月 汚染水を汲み上げているところ(妙香地先にて)

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